2011年の猛禽類
←スライドショーが見れます。
←任意サイズの写真が見れます。
1.ハチクマの渡り観察
9月下旬の「甲州街道歩行」で、「ハチクマの渡り観察」のピーク時期を逸しましたが、10月上旬に入っても何とか観察する事が出来ました。
場所は、北九州市八幡東区:皿倉山山頂(海抜622m)です。ほぼ360度の展開で、北九州市のほぼ全体を見渡すことが出来ます。
1. 10月3日の観察状況
149(ハチクマ)+14(サシバ)+5(ハイタカ等)=168羽の渡りが観測されました。
(下関:火の山公園:ハチクマ100弱との情報)
2. 12時前に高空ではありますが、27羽によるタカ柱が観測されました。壮大なもので、みとれていました。皿倉山頂で上昇気流が発生したようです
3. 皿倉山は622mありますが、その100m以上の高空を飛翔しているようです。本日も、かなりの雲があり、雲の切れ目で観測されました。約80%程度 が、直方方面へ飛翔しているようです。高空なので、その方向の観測点、剣岳、六ケ岳でどの程度確認されたか?興味がありました。
<ハチクマ>
画をクリックすると、大きな画になります。
<ハヤブサ>
「チゴハヤブサ」、「ツミ」達と共に良く観測されました。
2.ヒヨドリの渡り観察中に猛禽類が出現
ハチクマの皿倉山観測終了後(10/7)次はヒヨドリと決め、10/8、10/10、10/12、10/16(早朝)現場へ出向いていました。16日の早朝行った所、鳴き声が聞こえましたので、本日頃か?と思い行ったところ、8時50分に現場着、8時58分に第一波25羽が飛び立ちました。
10月17日からの素晴らしい天気と共に、遅れていた「ヒヨドリの渡り」が始まりました。このヒヨドリを狙い、猛禽類(ハイタカ、ハヤブサ、チョウゲンボウ等)が上空で滞空し隙を狙っています。
森に終結しているヒヨドリ達も警戒し、なかなか森から飛び立とうとはしません。18日は、9時-12時の間 に650羽、本日はハイタカが増えましたので150羽渡ったにすぎません。多い時は、3,000羽近く飛び立つのですが・・・・・・・・・・・・・
秋の上空では、自然界の厳しいドラマが起きていました。(なおヒヨドリの体長は約27cmで比較的に大きい小鳥の部類です)
<ヒヨドリとハイタカ>
「ヒヨドリ」を狙い、「ハイタカ」がウヨウヨと出現します。
<チョウゲンボウ>
狩はありませんでしたが、「チョウゲンボウ」が現れました。可愛い顔をしていました。
<ミサゴ>
「ヒヨドリ」が飛び立つ前方が豊かな「彦山川」、毎日8時45分の出勤でした。
<ノスリ>
「ヒヨドリ」観察の合間に、英彦山探鳥会へ行きました。その時に出現しました。
<トビ>
いつも、折尾ヘの帰りに通る道で、見事な飛翔を見せてくれます。
3.若松区「奥洞海緑地」における「ハイタカの飛翔」
4.飯塚:蓮台寺における探鳥会において突如、ノスリ、ハイタカが出現
12月4日、飯塚市:蓮台寺における探鳥会において、ノスリ4回、ハイタカ1回の出現をみました。
「ノスリ」のピーエーという鳴き声が未だ耳に残っています。