長崎街道:木屋瀬宿のひな祭り
3/3ははひな祭り、TV等等で各地の模様が報道されていました。かつては日田あたりまではひな祭りを見に出かけていました。今回、北九州地区にもにひな祭りがある場所を知りました。
先ず3/4は快晴、旧長崎街道:立場茶屋銀杏屋へひな祭りを見物に行きました。
その後、3/6、旧長崎街道:木屋瀬宿の3箇所のひな祭りを見物しました。
その模様です。
1.立場茶屋銀杏屋の雛飾り
銀杏屋は長崎街道の黒崎宿と木屋瀬宿との間の「立場茶屋」として、諸大名はじめ、長崎奉行、巡見使、奉幣使らが休憩した「御小休所」です。庭前に銀杏の大木があるため、「銀杏屋敷」、「銀杏の木」とも呼ばれています。記録によると主屋の建築時期は、天保7年(1836)10月の火災による焼失直後から翌8年にかけてであったそうです。母屋は一部2階建で、大名などが休憩した「ざしき」は「上段の間」をもつ格式高い構造になってます。この地方を測量した伊能忠敬や『薩陽往返記事』の著者高木善助らがここで昼食をとったこともあるそうです。
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2.木屋瀬宿と旧高崎家の雛飾り(伊馬春部生家)
北九州市八幡西区を通る長崎街道で栄えた宿場・木屋瀬の一角にある「旧高崎家住宅」は、ラジオドラマ「向う三軒両隣り」をはじめ、テレビ、舞台などの数多くの脚本を執筆した戦後を代表する著名な放送作家にして歌人でもある伊馬春部氏の生まれ育った家で、氏の遺品などを展示公開しているほか、江戸時代末期の代表的な宿場建築としても極めて貴重なことから現在は市の文化財に指定されています。なお、ここのお雛様はすべて寄贈によるものです。
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3.木屋瀬宿:もやいの家の雛飾り
旧高崎家を出て、木屋瀬記念館の近隣に位置するお土産処「もやいの家」へ行きました。そこには絢爛豪華な多数の雛飾りがありました。また、木屋瀬の古い歴史を感じさせるような甲冑、博多人形等が展示されていました。4月下旬から5月上旬にかけて、兜展があるそうです。
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4.木屋瀬宿記念館の雛飾り
いよいよ、木屋瀬の雛飾り見物も最終コーナーとなりました。「もやいの家」の直ぐ近くの「木屋瀬宿記念館」へ行きました。「木屋瀬宿記念館」は、宿場の魅力を様々な手法で展示公開した「みちの郷土史料館」と、イベントやミニコンサートなど多目的に利用されている多目的ホールがありますが、その一角に雛飾りが展示されていました。